韓国がイラン凍結資金利子踏み倒し?…「すでに払っている」

ヘマティ イラン中央銀総裁国営放送局
「韓国都市銀行、イラン資産を凍結して利子未払い」と主張したが、
実際には利子を払っており、
低金利の利子などに対する不満の可能性も

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韓国内の銀行に凍結されたイラン資金には、現在も利子が支払われていることが確認された。
イラン側は「韓国都市銀行はイラン資産を凍結しても利子さえ支給しない」と主張しているが、この主張は事実ではない。

14日のイーデイリー取材を総合すると、現在イラン中央銀行名義で韓国ウリィ銀行とIBK企業銀行の口座に凍結されている資金には、現在も利子が支払われている状況だ。

現在の状況に詳しい関係者は「凍結された口座でもお金には札がないだけに、イラン政府が預置した預金は銀行が運用して利子を支払う」とし「銀行は利子支給状況を実際の所有者であるイラン中央銀行に定期的に報告している」と明らかにした。

これに先立ちヘマティ総裁は11日(現地時間)、イラン国営放送とのインタビューで「イランを訪問した外交部1次官に利子支給を韓国内の銀行に凍結されたイラン資金の利子まで支給するよう要求した」と明らかにしている。

このため、イラン中央銀行が資金凍結期間中に発生した利子まで要求し、交渉がさらに難航しているのではないかという分析が出た。 しかし実際には、韓国の都市銀行は、今でもイラン中央銀行の口座に利子をつけていたわけだ。

企財部の関係者も「口座自体が凍結されているため伝達されないだけで、資金そのものには利子が支払われている状態」とし「イラン側がどんな意図で話したかは分からないが、代表団と議論した後、話があるのではないかと思う」と述べた。

利子が支払われていることを誰よりもよく知っているヘマティ総裁が、国内メディアとのインタビューでこのように発言した背景に関心が集まっている。

これについて金融圏関係者は「利子の規模は多くないと聞いている」とし「自分のお金に近寄れないということ自体はもちろん、利子の規模についても不満の意を表したのではないか」と推測した。

イランは2012年も、ウリィ銀行とIBK企業銀行に、金利が低すぎるとして対立したことがある。 当時、イランは、「年0.1%の利息は低すぎる」とし、これを韓国国債金利水準の年3%台へと引き上げるべきだと主張した。 以後、銀行側と再び交渉を通じて金利は年1.6%水準に上がった。

ヘマティ総裁の発言は、利子に対する上方修正を念頭において出た可能性があるわけだ。

ただ、この間、我が国の国庫債3年物の金利は、2012年の3.13%から20年は0.98%にまで下がっている。 現実的に市中金利が下落した状況で、イラン政府の利子を引き上げることは容易ではない。

前日、イラン外務省報道官は記者ブリーフィングで「イランは以前から韓国に凍結されている我々の資産に対する韓国政府のアプローチに不満を示してきた」とし「韓国内のイラン資産凍結問題は非常に遅く進行しており、イラン政府はこれまで起こったことに満足していない」と明らかにした。

一方、3日間のイラン訪問日程を終え、12日夜に出国した政府代表団はカタール日程まで終えて14日(現地時間)帰国する。

韓国政府は、外交部本部や駐イラン韓国大使館などを通じて、韓国船舶の抑留問題とイラン凍結資金の問題を協議する予定だ。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ